2012年11月11日

分子標的薬ベルケイドのDDS新薬に関する物質特許

2012/10/9
分子標的薬ベルケイドのDDS新薬に関する物質特許が日本国にて特許査定を受けました。

ナノキャリアが独自開発したベルケイドレジスタードマーク(⼀般名ボルテゾミブ)の放出持続型注射薬の
特許査定を受けたようです。

ボルテゾミブのミセル化新薬
特許切れの薬ではなく、現役バリバリの薬すらミセル化してしまう技術。
これは他の製薬会社の戦略に大きな影響を与えるでしょう。
ある日突然、自社開発のブロックバスターが新薬としてナノキャリアに
よって生まれ変わってしまうのです。しかも放出持続型ですから、
患者のQOLの向上は副作用の低減とともに実現されます。
上市され次第切り替わっていくでしょう。

この時期にこの特許が査定を受ける意味は、国の戦略が見え隠れしています。
健康保険制度が絡む、新産業創出へ大きな流れが生まれているのかもしれません。

※ベルケイドレジスタードマーク
武田薬品工業株式会社の100%子会社である米国ミレニアム社が創製し、
ジョンソン&ジョンソングループと共同開発している多発性骨髄腫治療薬で、細胞内のプロテ
アソームという酵素の働きを抑える新しいタイプの抗がん剤です。ベルケイドレジスタードマークは2003 年に
米国で承認されて以来、既に世界90 カ国以上で承認されており、全世界での売上高は1,458
億円(2010 年度、武田薬品工業/ジョンソン&ジョンソン)、国内でも売上高80 億円(2010
年度、ヤンセンファーマ)と年々拡大している、世界的に期待される画期的な分子標的抗がん
薬です。但し、薬物の血液内消失速度が速いため、患者さんには、1週間に2回の注射治療が
一般的で、頻回の通院を必要とし、末梢神経障害等の副作用が報告されています。


posted by 戦うサラリーマン at 23:16| Comment(0) | ベルケイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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